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執筆者の写真ハピなび編集部

Enjoy!クラフトビール特集 -2-

クラフトビールを知る、楽しむ!


「ブリューパブおおぞね」醸造責任者の松本さん、マネージャーの倉内さんにお話を聞きました!

ブリューパブおおぞねのメニュー「テイスティング」の画像。
ブリューパブおおぞねの「テイスティング1350円」。その日提供しているビールから3種類を選べ、飲み比べが楽しめる人気メニュー!
 

 ビールの種類は100種類以上もあるのをご存じですか。主に酵母の違いから「ラガータイプ」と「エールタイプ」に分けられ、日本で一般的に流通しているのはラガータイプの「ピルスナー」という種類。クラフトビールはほぼエールタイプなのだとか。なんだか難しく感じますね~。


倉内さん「クラフトビールは『ビール』だけど、『カクテル』のイメージでとらえるとわかりやすいですよ」

ブリューパブおおぞねのマネージャー・倉内正さんの画像。
マネージャーの倉内 正さん

 店内ではビールの種類がボードで紹介されていました。苦みの強いもの、フルーティーなもの、すっきりしたのど越し、濃厚な味わい…特徴がいろいろで、本当にカクテルみたい!

ブリューパブおおぞね店内にあるクラフトビールの紹介ボードの画像。
店内にあるビールの種類を紹介するボード。これでもかなり省略してあるそう

 ビールの基本原料はモルト(麦芽)・ホップ・酵母・水の4つで、それぞれ産地や種類がいろいろあり、さらに果汁などの副原料を組み合わせて、多彩な味や香り、飲み口などが造り出されます。ホップの粉砕具合によっても味が変わるそうで、工房には細かな覚え書きがびっしり!


松本さん「クラフトビールはまず造りたいビールの味のイメージがあって、それに合わせてレシピを考え、今もっている知識と経験を最大限にいかして造っていきます」

ブリューパブおおぞねの醸造責任者・松本有紀さんの画像。
醸造責任者の松本有紀さん

 醸造家によって造りたい味も、知識や経験値もさまざまだから、多種多彩なクラフトビールが生まれるんですね! “造りたい味”はどんな風にひらめくんでしょう?


松本さん「当店のシェフの料理が本当においしいので、“まかない”を食べている時に造りたいビールの味がよく浮かんできます(笑)。だから、ビールとフードの相性もぴったりですよ」


 ビール造りで大切にしていることは何ですか?


松本さん「品質として『きれいなビール』を造ることを大切にしています。それさえ守れば、あとは自由! クラフトビール造りは正解がないところが、面白くも難しいところ。完璧!と思ったことは一度もないですね」


 まさに職人の仕事ですね! 個性豊かなクラフトビール、最初の一杯はどう選べば?

倉内さん「一般的なビールが好きな方は苦みがしっかりしたものを、あまり飲まない方はフルーティーなものを飲んでみるといいかも」


松本さん「そうですね。他の選び方としては、ビールの味わいは材料の『モルト』がベースになるので、最初に『モルト』の味や香りがよくわかる一杯を飲んでみるのもおすすめです。それを基準に、もっと苦みのある方が好きとか、軽い飲み心地がいいとか、好みの味を探ることができます。当店だと『Future Trees』というビールがそんなビールです。スタッフに聞きながら飲み比べて、楽しく好きなビールを見つけていただけるといいですね」


 クラフトビールは知るほど奥が深くて面白いですね! 貴重なお話をありがとうございました!!

ブリューパブおおぞねの工房の画像。
明るくて、清潔な工房。ビール造りのすべての工程がここで行われています

ブリューパブおおぞねの工房に会ったホップの覚え書き資料の画像。
ホップの覚え書き資料。次の醸造にいかされます!

◇ ハピなびなごや / ハピなび津島2024年4月12日号特集


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