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執筆者の写真ハピなび編集部

「子どもの習い事」インタビュー -1-

習い事は何歳から?


乳幼児期の習い事は「娯楽費」と考えて


子育て支援のNPOまめっこ

理事長 中井 恵美さん

NPOまめっこ理事長の中井恵美さんの画像。

◎習い事のとらえ方

中井さん お子さんが習い事を始める年齢は年々早まっているように感じます。0歳から3歳の習い事は親子で一緒にするものが多いですが、自宅に教材が届くものも含めると、本当にいろいろありますよね。


 親御さんには、乳幼児期の習い事は「教育費」ではなく「娯楽費」と考えてねとお伝えしています。家族でおいしいものを食べたり、旅行に行くのと同じ感覚でするといいよと。家では体験できない体験や、お友達づくりのきっかけにするなど、親子の生活を豊かにするものならいいと思います。


 習い事を少しでも早く始めて早くセンスを身につけなくちゃとか、アドバンテージをとりたい(他の子より優位に立ちたい)という考え方の親御さんは心配になります。一般的には習い事にそんなに期待しすぎない方がいいかと。人生を豊かにするためのものと考えたいですね。


◎子育ての目標を話そう

中井さん どんな習い事を何歳から習うかは、ご家族の価値観ですよね。ご夫婦やご家庭で話し合って、よしとしているならいいと思います。


 習い事を考える時は、なぜそれをさせたいのかを話し合って、深く考えるといいですね。そうすると自分が子育てや習い事で大事にしていることが見えてきます。そしてそれは、習い事をやめる時の判断材料にもなります。


 どんな子育てをしたいか、子育ての目標を夫婦で話し合う機会はなかなか持てないものです。わが家では「20歳までに自分の人生を自分で決められること」を目標にしていました。習い事など何かを選ぶ時を話し合うチャンスにしていただけたらと思います。


◇認定NPO法人 子育て支援のNPOまめっこ


乳幼児期の親子が交流する遊び場「名古屋市地域子育て支援拠点」を名古屋市北区で3か所運営するなど、主に未就園児の親子の子育てを応援しています。

名古屋市北区柳原4-2-3

TEL052-915-5550

▼子育て支援のNPOまめっこホームページ

◇ ハピなびなごや / ハピなび津島 / ハピなび一宮・稲沢2024年3月8日号 「身近な困り事特集」掲載情報


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