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執筆者の写真ハピなび編集部

「子どもの習い事」インタビュー -2-

子育て支援のNPOまめっこの理事長・中井恵美さんに、まだまだお話を聞きました!


どうなの? 赤ちゃんの習い事

NPOまめっこの理事長・中井恵美さんの画像。
中井恵美さん

Q.でも、赤ちゃんから始めるといい習い事もあるのでは?

中井さん 乳幼児期は、実は何もしていないように見える時間がすごく大事です。大人には何もしていないように見えても、床でゴロゴロしているだけでも彼らは体を動かして自分の体がこんな風に動くんだとかいろいろ発見をしています。何か与えないとこの子は何も得られないのではというのは大人側の思い込みかもしれないですね。


 乳幼児期には親子で同じ気持ちを体験することも大切です。一緒にさわって、かわいいね、ふわふわだね、おいしいねと体験を共有して気持ちを分かりあうこと。子どもと通じ合う温かい気持ちを共有できるのは乳幼児期ならでは、そんな瞬間を味わえるのが子育ての醍醐味かな、と思います。何かを見つけさせたいと習い事をするより、そういう瞬間をとらえてほしいですね。それが親としての自信にもつながっていくと思います。


Q.乳幼児期に習い事をするなら、どう選べば?

中井さん まずはお子さんの観察ですね。子育て支援拠点のような子どもがたくさんいるところに連れて行くと特徴を見つけやすいと思います。子どもと一対一ではわからないけれど、大勢の中で見ると、意外とおとなしいなとか、やんちゃだなとか。同じおもちゃでも子どもによって遊び方は全然違いますから。


 子育て支援拠点のような乳幼児の親子の遊び場は各地域にあって、住んでいる場所に関わらず誰でも無料で利用できます。地元の子育て情報が集まっていて、習い事をしている親子さんも多く利用しているので、足を運んでいただけたら。日々たくさんの子どもを見ているスタッフもいます。悩んだ時には頼りにしてもらえたらいいなと思いますね。


◇認定NPO法人 子育て支援のNPOまめっこ


乳幼児期の親子が交流する遊び場「名古屋市地域子育て支援拠点」を名古屋市北区で3か所運営するなど、主に未就園児の親子の子育てを応援しています。

名古屋市北区柳原4-2-3

TEL052-915-5550

▼子育て支援のNPOまめっこホームページ

◇ ハピなびなごや / ハピなび津島 / ハピなび一宮・稲沢2024年3月8日号「身近な困り事特集」 掲載情報



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