「子どもの習い事」インタビュー-3-
- ハピなび編集部
- 2024年3月3日
- 読了時間: 2分
小中学生の塾・習い事
お子さんとの「対話」を大切に
こどもNPO
理事長 / 根岸恵子さん
事務局長 / 河村玲子さん

◎子どもの考えを聞く
根岸さん 小中学生のお子さんの習い事や塾を考える時には、親子で「対話」することが大切です。子どもの考えを聞いて話し合うということ。強制をしてはいけないですね。習い事はその子がやりたことをやりたくなったタイミングで始めればいいと思います。
親が働きかけるのもありです。どうしてそれがやりたいのか、親はどうしてやらせたいのかなどをじっくり話し合って、子どもの考えを感じて、親子の価値観を一緒にして進められるといいですね。
河村さん やりたいことは知っているものの中から出てきますから、いろいろ体験してみるのもいいですね。塾は勉強がわかるようになりたいなど、子どもに行きたい理由があればいいと思います。
◎生きる力を育てよう!
根岸さん 習い事が忙しすぎて遊ぶ時間がないという落とし穴にははまってほしくないですね。自然の中で自主的に創意工夫しながら遊ぶと「非認知能力」が育まれることが証明されています。非認知能力は人生の課題解決力、最後まで先の光を信じてあきらめない力など、子どもたちに身に付けてほしい生きていく力。だから遊びも大事なんです。
河村さん そんな風に遊べる場所が減っているので、私たちは行政と協同して子どもたちが自然の中で自由に外遊びのできる「プレーパーク」を緑区内で運営しています。誰でも無料で利用できますから、ぜひ遊びに来てほしいですね。
◇特定非営利活動法人 こどもNPO
名古屋市で児童館や子育て応援拠点、校内居場所カフェ、学習支援事業などを展開。子どもの居場所づくりや権利擁護、社会参画など幅広く活動中。
名古屋市緑区乗鞍2-1717
TEL052-848-7390
▼こどもNPOホームページ
▼緑区プレーパーク
◇ ハピなびなごや / ハピなび津島 / ハピなび一宮・稲沢2024年3月8日号「身近な困り事特集」 掲載情報
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