9.1 防災の日特集
地震、台風、大雨、突風など、近年は自然災害が頻発しています。災害時に役立つのが、日ごろから持ち歩いているスマートフォン」。でも、具体的にはどうすれば??という方も多いはず。そこで今月はスマホでできる災害対策」に注目します!
【この人に聞きました!】
ドコモショップ中小田井店
スマホ教室講師
小畠 章敬さん
シニアに向けた基本の使い方講座から親子プログラミング教室まで講師を務める。わかりやすく丁寧、かつユーモアのあるレクチャーが好評!
[ 災害時、スマホは何に、どう役立つ?]
01
家族との安否確認
災害時は通信が集中するため、電話がつながりにくくなります。電話に比べ、パケット通信を行うLINEなどの方がつながりやすく、安定的に利用できる可能性が高くなります。
災害時にはどのように連絡を取り合うか、ご家族で連絡手段を決めておきましょう。
02
最新の災害情報などを取得できる
SNSの情報は本人の主観が入ったり、場所の不確実性も高いため、気象庁や国土交通省、 NHK災害関連 情報、地域の自治体ホームページなどを活用し、信頼性の高い情報に基づいて行動しましょう。
03
身の安全を確保するのに役立つ
◎ライトとして
夜間の被災時に、ライト機能を懐中電灯代わりに利用できます。
◎ホイッスルとして
がれきなどに埋もれて声が出せない時に、自分の居場所を知らせることができるホイッスル。 スマホから音楽やアラームを流せれば、ホイッスル代わりに救助を求めることもできます。
【 POINT! 】
災害対策として、平常時に準備したいこと、知っておきたいこと
1.緊急速報メールの受信設定が「ON」であることを確認しておきましょう
■緊急速報メールとは? <申し込み不要、 使用料や通信料などは一切無料〉
・気象庁が配信する「緊急地震速報」「津波警報」、国や地方公共団体が配信する「災害・避難情報」を、回線混雑の影響を受けずにメールで受信することができます。
・被災のおそれのある地域にいる方に、その地域に合った情報が一斉配信されます。
・通常の着信音と異なる専用着信音が鳴るので、すぐに気づくことができます。
地震や津波の到達前に通知を受け取ることができ、命を守る行動をとれます!
〈緊急速報メール受信設定の確認方法〉
ドコモなど、各通信事業者がホームページで確認方法を紹介しています。
ご自身のスマホの通信事業者のホームページでご確認ください。
2.災害用伝言板の使い方を 確認しましょう
3.防災アプリをインストール しましょう
4.モバイルバッテリーを入手しておきましょう
電池を温存する方法も知っておくと 役立ちます。
2.3.4についてはvol.2をチェック!
◇ ハピなびなごや/ハピなび津島/ハピなび一宮・稲沢2023年8月25日号 掲載情報
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