top of page
検索
執筆者の写真ハピなび編集部

チャンピオン杉浦透選手にインタビュー!①

「プロレスリングFREEDOMS名古屋国際会議場大会」11月5日(日)開催!!

プロレスリングFREEDOMS所属のデスマッチレスラー・杉浦透選手がハピなびなごや編集部を訪れた際に撮影した画像。
3本のチャンピオンベルトを携え、大会PRに来社した杉浦透選手!

 危険なルールで戦い、血まみれになる激しいプロレス“デスマッチ”。業界トップレベルの過激な団体「プロレスリングFREEDOMS(フリーダムズ)」が11月5日(日)、名古屋国際会議場大会を初開催します。愛知県出身で同団体所属の杉浦透選手が、大会PRのためハピなび編集部に来てくれました!


 杉浦選手は第19代KFCシングル&第21代KFCタッグ王者、そして8月にアメリカで第33代GCWタッグ王者を勝ち取り、3タイトルのチャンピオン!(9/12来社時) 分厚い胸板のがっしりとした体はさすがの迫力で、額に刻まれたいくつものキズ痕がこれまでの激戦を物語っています。必殺技は右肘with蛍光灯…! なんかもう、凄すぎます!


 デスマッチはもちろん、プロレスも観戦したことがないスタッフばかりの編集部。プロレス愛好家の当社K専務の同席を得て、いろいろ質問しました。杉浦選手、教えてくださーい!

 

編集部デスマッチの魅力って、どんなところですか?

杉浦選手:普通のプロレスとは違って武器を使用したり血が出ちゃったりするプロレスではあるんですけど、試合の中で戦っている人の人間力や生きざま、その人の人生が見えてくるのがデスマッチのいいところかなと思います。それはやっぱり見てもらわないとわからないかもしれないですね。


編集部:観客はとんでもない非日常感を味わえると思いますが、初めてのプロレス観戦がデスマッチなのはハードルが高いでしょうか?

杉浦選手:うーーん(笑)、ちょっと刺激は強いのかもしれないですけど、大会は全てがデスマッチではなくて、普通のプロレスもあって、最後にメインの過激なデスマッチになります。順を追って少しずつウオーミングアップしてもらえたらといいんじゃないかと!

K専務:試合は徐々に過激になって、最後は「それ以上やるのか!」というくらいの試合になるわけですね。半分くらいの方はハマって、もう半分の方にはちょっと刺激が強い…かもしれませんね。


編集部:…そうなんですね(汗)。初めて観戦する人の心構えはありますか?

杉浦選手:どんな選手が出場するのか、この選手はどういう人なのか、予備知識をつけていくとより楽しめると思います。YouTubeなどで一度デスマッチを見ておくといいかもしれませんね。

K専務:杉浦選手の動画もたくさん出ているので見てもらうと、「こんな?! えっ?!」っていう、見ただけでビックリするものがあります。


編集部:すごそうですね…(汗)。最近はどんな形式の試合をされましたか?

杉浦選手:最近は蛍光灯デスマッチですね。

K専務:(天井を指して)この蛍光灯を使うんです。何十本もリングロープにずらーっと輪ゴムで留めてあって、そこにぶつかっていって蛍光灯が粉々に割れて、白い煙がブワーッと舞って。それでリングに散った破片が背中に刺さるという…。

杉浦選手:デスマッチ界ではベーシックなアイテムになってますね。


編集部:すごい世界です……。杉浦選手が所属するFREEDOMSは特に過激な団体なんですよね。

杉浦選手:業界ではトップクラスですね。

編集部:杉浦選手は年間でどれくらい試合されるんですか?

杉浦選手:100試合くらいですね。

編集部:え、それ、試合のキズが治らないうちに…

杉浦選手:前のキズが治る前に次のデスマッチに出て、どんどんキズが増えていくみたいな(笑)。よくある話ではありますね。


編集部:ひーっ…聞くだけでゾワゾワします。選手の方って、怖くないんですか?

杉浦選手:人それぞれですね、それは。僕なんかはけっこう緊張する方で。試合前は一人になったりして集中する人もいれば、もうワーッとふざけたまま、控え室で遊んでいたまんまリングに入っちゃう人もいるんで、そこはもう人それぞれですね。


編集部:精神力を鍛えるために、何かやっていることはありますか?

杉浦選手:デスマッチは練習ができないので。プロレスの練習として受け身やレスリングの練習はするんですけど、武器を使ってしまうと血も出るし、練習はできないんですね。なのでもう、思ったこと、イメージしたことをリング上で出すということですね。


編集部:直前まで緊張していても、リングに上がると人が変わる?

杉浦選手:僕の場合は自分の入場曲がなったらそこでスイッチが入って、お客さんの歓声が今はすごいので、それでもう一気に試合に集中できる感じですね。

編集部:あ、この数年のコロナ期間中の試合はどうだったんですか?

杉浦選手:お客さんが声を出してはいけなかったので、静かな中で、ただひたすらケガをしている人たちがいるという…(笑)。今年の春から歓声が解禁されたので、もう今は楽しくてしょうがないですね。


編集部:8月にアメリカで試合をされましたが、日本とアメリカでお客さんの雰囲気は違いますか?

杉浦選手:日本は基本は試合を見ていて、すごいなと思うことが起きたらワーッという感じになるんですけど、アメリカはお客さんも過激なので、とにかくずーっと騒いでいますね。このベルトはアメリカで取ってきたもので…(GCWのチャンピオンベルトを見せ、持たせてくれる)

K専務:GCWもすごいんですよ。これはアメリカ一の過激団体のベルト。世界チャンピオンですから、すごいんです。

編集部:ベルトがこんなに重たいんですね。数々のレスラーの血と汗と涙がしみ込んだベルト…重量以上に重い気がします…。試合に出る側の、デスマッチレスラーの魅力って何ですか?

杉浦選手:やりたいからやる、という感じですね。デスマッチが好きだからデスマッチをやるという人が、今は多いですね。

→vol.2へ続く!!

◇ 2023年9月11日中日総合サービス事務所にて取材

 

◇FREEDOMS名古屋国際会議場大会「NAGOYA BLOODYLAND 2023」

■日時:11月5日(日)開場13:15 開始14:00

■会場:名古屋国際会議場イベントホール

■チケット:スタンドA 5000円/スタンドB 4000円ほか(当日+500円)

■問い合わせ:FREEDOMS名古屋大会実行委員会/株式会社プロレスリングFREEDOMS TEL0467-98-0271


Comments


bottom of page