バレエ「くるみ割り人形」で華やかに幕開け！

中川文化小劇場が再開館

　中川文化小劇場が天井脱落対策工事による1年間の休館を経て、4月から再開館しています。リニューアルオープンを記念して、中川区を拠点に活動する文化芸術団体で構成する「中川文化の会」がスプリングフェスティバルを4月3日から7日にかけて開催。大勢の方が多彩なステージを楽しみました。

　初日を飾ったのは、岡田純奈バレエ団の「くるみ割り人形」（全幕）」。子どもを主役にしたバレエ作品の代表格で、クリスマスの夜に少女クララが見た夢物語が描かれます。今回はお子さんにもわかりやすいように通常のバレエにはない“物語の語り手”が登場する演出がされ、観客はダンサーたちが創り上げるキラキラした華やかな世界に引き込まれました。岡田さんの出身校でもある名古屋市立昭和橋中学校合唱部もコラボし、美しい歌声で盛り上げました。

　「地元の皆さまに気軽に足を運んでいただける身近な劇場を目指して、今後も魅力的な催事を企画開催していきます。ご期待ください！」と劇場スタッフも意気込みを新たにしています。

問 同劇場TEL052-369-1845

「くるみ割り人形」の1場面

◇ ハピなびなごや5月10日号西部版 掲載情報