入館無料ミュージアム特集 -2-
- ハピなび編集部
- 2024年7月12日
- 読了時間: 3分
夏休みに行ってみよう!

愛知・名古屋 戦争に関する資料館
<名古屋市中区>
“市民が体験した戦争”を感じ、平和や戦争を考える
県内の市民から寄贈された戦争に関するモノや資料の展示を通して「県民の戦争体験」や「戦争に関わる地域史」を伝え、戦争の残した教訓や平和の大切さを学べる資料館。
県内の空襲で被害をもたらした「250キロ爆弾」の実物や「E46集束焼夷弾」の模型のほか、出征兵士に贈られた千人針、学童疎開した子どもが親に宛てた手紙など人々の暮らしや思いが伝わる品々を1点1点丁寧に見ていきましょう。
資料館のある愛知県庁大津橋分室は昭和8年の建築。空襲を受けながらも焼失を免れ、現在に残る建物の中で、平和と戦争についてじっくり考えてみては。
◆企画展「高射砲陣地を発掘する―笠寺陣地と太佐山陣地ー」11/10(日)まで開催中
開 10:00~16:00
休 月・火曜日(祝日は開館、直後の平日が休館)、年末年始、展示替えなどによる臨時休館あり※夏休み期間中は無休
住 名古屋市中区丸の内3-4-13 愛知県庁大津橋分室1F
電 052-957-3090
P なし




昭和日常博物館
北名古屋市歴史民俗資料館
<北名古屋市>
暮らしの変化を語るモノたちに、ときめく
「昭和の暮らし」をテーマにモノの視点で暮らしの移り変わりを記録し、「日本の生活の歴史」を伝える資料館。
今につながる日本の生活の歴史において大変革期といえるのが「戦後の高度経済成長期」。暮らしが大きく変化する中、資料的価値が認められずに失われていくもの―食器、家具、おもちゃの他、使用済みの乾電池、防虫剤の袋まで! あのころ絶対に存在していたけれどゴミとして捨てられていたモノも集めて展示しています。あの日の街並みや日常風景が再現された展示空間はタイムスリップした気分! 「うわぁ、懐かしい!」「なにコレかわいい!」時間を忘れて楽しめます。
◆企画展「あつまれ!昭和の調理家電たち~人と料理をつなぐモノ~」9/16(月・祝)まで開催中
開 9:00~17:00(入館は16:40まで)
休 月曜(祝休日の場合は翌平日)、館内整理日(毎月月末)、特別整理期間、年末年始(12/28~1/4)
住 北名古屋市熊之庄御榊53
電 0568-25-3600
P あり(無料)





名古屋大学博物館
<名古屋市千種区>
アカデミックな空気を感じよう!
名古屋大学の研究成果を紹介し、教育に貢献することを目的に2001年から一般公開されています。総合大学らしく展示内容は多岐にわたり、恐竜の骨の化石をさわることができたり、さまざまな分野の最先端の研究につながっていく「日本初の商用電子顕微鏡」が見られたりと、知的好奇心をくすぐる展示がぎっしり。見どころはあなた次第です。
◆特別展「飛騨の自然―石と植物と人と―」10/19(土)まで開催中
飛騨は狭い地域に標高差が2000m以上もある特殊な地形で、日本地質学のメッカ! 日本の起源を伝える地層や特殊な植生、恩恵と災害をもたらす自然との共存など、多様な視点で飛騨を紹介。貴重な化石や地質学に革命を起こした放散虫の化石をキャラクター化したボカロ動画は必見です!
開 10:00~16:00(入館は15:30まで)
休 日・月曜、夏季8/10(土)~19(月)、年末年始
住 名古屋市千種区不老町
電 052-789-5767
P 大学内あり(有料)





◇ ハピなびなごや/ハピなび津島2024年7月12日号 掲載情報
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