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執筆者の写真ハピなび編集部

千種区で愛知淑徳大の学生による認知症教室

更新日:2023年5月2日

小学生に症状や接し方を伝える


 千種区の見付小と宮根小の両トワイライトスクールで2月、愛知淑徳大学(長久手市)の学生による「認知症教室」がありました。


 区役所や医師会などでつくる千種区地域包括ケア推進会議が主催。同大福祉貢献学部の黒川文子准教授のゼミで高齢者福祉を学ぶ3年生10人が、手作りの紙芝居やクイズを通して認知症の症状や認知症を患う人への接し方を紹介しました。見付小は17人、宮根小は13人の児童が参加。


 学生による認知症教室は平成29年度から始まり、先輩から受け継いで毎年内容をアップデイトしている「もしも桃太郎のおじいさんが認知症になったら…」。おじいさんが桃太郎の名前や芝刈りの約束を忘れたり、ひとりで歩いているところを鬼に助けられたりするお話です。


 子どもたちは集中して見、精力的にクイズにチャレンジ。学生らは「認知症を身近なこととして捉え、もし自分の名前を忘れられてしまっても、怒らずに優しく接してね」と呼びかけました。


認知症教室

↑情感込めて紙芝居を演じる学生ら=宮根小で

◇ ハピなびなごや2023年4月14日号東部版 掲載情報

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