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大掃除のついでにやりたい「整理収納」特集 -1-

キッチンでローリングストック編


 日ごろなかなか掃除しないところまでキレイにする大掃除は、おうちの中を見直す大チャンス! モノを出して拭き掃除をしたり、使わないモノを処分したりするときに「整理収納」の視点を取り入れると、ぐっと快適になります。


 今年はキッチンの大掃除で食品備蓄「ローリングストック」のできる収納を整えませんか。豪雨災害が頻発し、南海トラフ地震も心配される昨今、きちんと食品備蓄をしたいところですが、なんとなく食品を買い足すだけという方も多いのでは。万一のときに賞味期限切れの食品しかない!という状況は避けたいですよね。


 そこで、整理収納アドバイザーに「ローリングストック」のポイントを聞きました。実際にお宅で実践している方法も大公開! ぜひ取り組んで、安心して新年を迎えましょう。

 

■この人に聞きました!

Smart Life Style代表

整理収納アドバイザー

大原友美さん


もともとは片づけが“大の苦手”だったという大原さん。3人の子育てと仕事を両立しながら確立した「親・子の片づけ」を悩める人に伝え、心地よい暮らしを提案しています。


*親・子の片づけマスターインストラクター、住宅収納スペシャリスト、名古屋文化短期大学非常勤講師

整理収納アドバイザー大原友美さんの画像
 

ローリングストックとは


普段の食品を少し多めに買い置きしておき、賞味期限を考えて古いものから消費。消費した分を買い足すことで、常に一定量の食品が家庭で備蓄されている状態を保つための方法です。


●備蓄食品には「非常食」と「日常食品」の2種類があります。ローリングストックでは日常から使用し、災害時にも使用できる「日常食品」を備蓄します。


【備蓄したい食品例】

水、お米、カップ麺類、乾麺(そうめん、パスタなど)、パックご飯、シリアル、レトルト食品、缶詰、乾物(乾燥わかめ、切り干し大根など)、即席スープ、菓子類(チョコレートなど)、野菜ジュース


そのほか、カセットコンロ・カセットボンベ、ラップ類 etc.


●備蓄量の目安=家族の人数×最低3日分

※できれば1週間分を備えましょう


詳しくは、農林水産省ウェブサイトへ!


出典:農林水産省「家庭備蓄ポータル」ページ

ローリングストックで備えたい食品例のイラスト。
 

ローリングストック収納のキホン

【1】できるだけキッチンに収納する


食品を使いながら災害用に備蓄するため、普段のお料理に使いやすい場所に保管するのが便利です。


〈 POINT 〉

収納スペースを確保しよう


キッチンに置かなくてもいモノ、使っていないけれど置いてあるモノは、別の部屋へ移動するか処分します


例:いつかフキンに使うつもりの大量のタオル、めったに使わない来客用食器、お正月用の食器 etc.


★備蓄食品で「調理が不要なもの」「消費期限が長いもの」は別の部屋への収納もOK!


【2】分けて収納する


缶詰、レトルト食品など「種類ごとに分ける」、または「調理が必要か、不要かに分ける」など、使いやすく、把握しやすい方法で分けます。


〈 POINT 〉

「何が、どれだけあって、いつまでに食べるのか」がわかりやすく収納します!


・引き出しに収納する場合

⇒上から見て、わかりやすいように並べます。平積みより立てて並べた方が見やすくなります。


・棚に収納する場合

⇒カゴや箱を使用。中が見やすいように並べます。


※カゴや箱を使わず棚の奥から並べて収納すると、奥のモノが出し入れしづらくなって、手前のモノばかり使いがちになります。

ローリングストック収納で中身がわかりやすく並べる例の画像。

【3】定期的に見直す


食べたら補充するのが原則。さらに、備蓄している食品を見直す日を決めて定期的に賞味期限を確認し、消費・補充します。


★賞味期限を大きく書くと見やすい!

食品備蓄「ローリングストック」の収納のポイントを紹介した画像。
マジックで見やすいところに書きます

◇ ハピなびなごや/ハピなび津島/ハピなび一宮・稲沢 2023年12月8日号 掲載情報

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