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執筆者の写真ハピなび編集部

守山の日本一の自生地でマメナシの花見と観察会

約20人が参加、保全ボランティアが案内


 守山区の雨池公園と蛭池で4月2日、守山自然ふれあいスクール主催の「まめなしのお花見&観察会」が開かれました。熟年層を中心に区内外から約20人が参加、保全ボランティアの案内で自生地を見て回りました。


 バラ科ナシ属のマメナシは絶滅危惧種に指定されており、春に桜に似た花を咲かせ、秋には食用ナシそっくりな小さな実をつけます。湧水のあるため池や湿地の周辺で生育。国内約350株のうち、守山区には約150株あり、日本一の自生地になっています。


 はじめに蛭池のマメナシを守る会会長の笹山洋文さんがあいさつ。この後3つのグループに分かれて巡り、同会事務局長の福岡潔さんからマメナシの特質特徴を聞いたり、名市大名誉教授の岡村穣さんから土壌について学んだりしました。花は咲き始めから3分咲きほど。初参加の女性は「素晴らしい体験。自然に感謝です」と笑顔を見せていました。

名古屋市守山区で行われたマメナシの花見と観察会の様子の画像。
花を眺め、観察して回る参加者たち

◇ ハピなびなごや5月10日号北部版 掲載情報



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