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執筆者の写真ハピなび編集部

教えて!自転車の交通ルール特集 - 1 -

自転車事故の増加やヘルメット着用の努力義務化などで関心が高まっている「自転車の安全運転」。身近な乗り物だけれど、実は交通ルールがよくわからないという人も多いのでは? そこで、愛知県警察本部に聞きました!

ハピなび

 

■まずは、自転車の交通ルールのキホン「自転車安全利用五則」をおさえよう


自転車は道路交通法上の「軽車両」。気軽に乗りがちだけど、「車の仲間」です。だから、運転する人が交通ルールを守ることが大切!


①車道が原則、左側を通行。歩道は例外、歩行者を優先

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自転車は歩道と車道の区別がある道路では、車道通行が原則。車道を通行するときは、左側に寄って通行します。

▽罰則 3月以下の懲役または5万円以下の罰金


【普通自転車が例外的に歩道を通行できる場合】

◎「普通自転車歩道通行可」の標識・標示がある。

◎13歳未満の子ども、70歳以上の高齢者、体の不自由な人が運転している。

◎通行の安全確保のためにやむを得ない。

 (例/道路工事している、駐車車両が続いている、交通量が多く道幅が狭い など)

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普通自転車歩道通行可の標識

【 Point!】

普通自転車が歩道を通行できる場合は、歩道の中央から車道寄りの部分を、すぐに停止できる速度(=徐行)で通行します。歩行者の通行を妨げるときは一時停止しなければなりません。

▽罰則 2万円以下の罰金または科料


②交差点では信号と一時停止を守って、安全確認


信号機のある交差点では、信号に従って安全を確認し通行します。


◎自転車は、対面する車両用信号に従うのが原則。

◎「歩行者・自転車専用」と標示されている信号機がある場合や横断歩道を通行する場合は、歩行者用信号機に従います。

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「歩行者・自転車専用」信号機

【 Point!】

「止まれ」の道路標識等では自転車も一時停止!

▽罰則 3月以下の懲役または5万円以下の罰金等

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「止まれ」の標識

③夜間はライトを点灯

▽罰則 5万円以下の罰金


④飲酒運転は禁止

▽罰則 5年以下の懲役または100万円以下の罰金(酒酔い運転)


⑤ヘルメットを着用


道路交通法の一部改正に伴い、令和5年4月1日から全国ですべての自転車利用者のヘルメット着用が努力義務となっています。


【 Point!】

なぜ、ヘルメットが必要なの?


自転車事故死者の致命傷の約7割が「頭部」。ヘルメットを着用していなかった人は、着用していた人に比べ致死率が2.2倍も高まります。


ヘルメットの着用で助かる命が数多くあります。命を守るために大人も子どももヘルメットをかぶりましょう。


☆自転車ヘルメット購入費用の補助は各市町村のHPでご確認ください!

■さらに詳しい交通ルールは愛知県警ホームページへ

https://www.pref.aichi.jp/police/


◇ ハピなびなごや / ハピなび一宮・稲沢 / ハピなび津島 2023年5月12日号 掲載情報




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