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執筆者の写真ハピなび編集部

名古屋市が「燃料電池バス」を市バスに導入

栄~笠寺駅間などを走る


 名古屋市は、4月から水素を燃料とした「燃料電池バス」1台を市バスとして初めて導入しました。栄~鳴尾車庫、星崎、笠寺駅の基幹1号路線を主に運行しています。


 燃料電池バスは、充てんした水素と空気中の酸素を反応させて発生した電気で走り、走行中二酸化炭素を排出しません。6年間の試験運行を予定。市内にはバスに水素を充てんできる水素ステーションが7カ所あり、試験期間で水素の充てん作業や点検の仕方などを確認します。2024年度を目途に観光バスにも利用を図りたい考えです。


 モータードライブのため、エンジンの振動や変速ショックがなく「乗り心地がいいし、音も静か」と評判。3月に市内であった運行開始記念式で、松雄俊憲副市長は「非常にかっこいい。市民の皆さんもわくわくして乗れるのでは」などとあいさつました。

名古屋市燃料電池バス
記念式のあと、試乗に出発する燃料電池バス

◇ ハピなびなごや2023年5月12日号 掲載情報


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