top of page
検索
執筆者の写真ハピなび編集部

「米野木お馬頭」が市指定無形民俗文化財に

ことしの祭礼もにぎやかに開催される


 日進市の「米野木お馬頭(おまんと)」が市指定無形民俗文化財に初めて指定されました。今年の祭礼は10月8日に開かれ、米野木神明社で無事、献馬奉納が執り行われました。


 お馬頭は、尾張や西三河を中心とした地域で盛んに行われてきた、標具(だし)と呼ばれる飾りを乗せた飾り馬を主体とした献馬儀礼です。江戸時代には市域全ての氏神の祭礼で実施されていましたが、今も「お馬頭」として飾り馬を出しているのは市内では米野木のみ。米野木でも時代の流れで一時途絶えていましたが、昭和53年に復活、米野木お馬頭保存会の尽力で現在まで受け継がれています。


 祭り当日、男衆は黄色とピンクの鉢巻きとたすきを掛け「わっさい!」の掛け声のもと献馬を引き、区内を練り歩きました。沿道には人の波。米野木神明社では早駈けやお百度参りなどを行いました。

 日進市指定無形民俗文化財「米野木お馬頭」の画像
馬を引いて区内を行く(写真は米野木お馬頭保存会提供)

◇ ハピなびなごや2023年12月8日号南東部版 掲載情報

Comments


bottom of page