税の「れんらくぶくろ」を新1年生にプレゼント

名古屋中税務連絡協議会

　名古屋中税務連絡協議会では、税の啓発活動の一環として毎年、専門学生が税をテーマに作成したデザインを採用した「れんらくぶくろ」を中区の新1年生にプレゼントしています。11年目となった今春は小学校10校へ413個が贈られました。

　デザインは、あいち造形デザイン専門学校・名古屋デザイナー学院の学生さんが租税教室で「税の意義・役割」を学んで作成し、コンテスト形式で決定しています。今回採用されたのは202点から最優秀賞に選ばれた近藤有紗さん（あいち造形デザイン専門学校）の作品。学校や警察官など、子どもたちに身近な税金で賄われているものがわかりやすく、かわいらしく表現されています。

　4月6日、大須小学校で「手渡し式」が開かれ、近藤さんらが入学式を終えたばかりの新1年生一人ひとりにれんらくぶくろを手渡しました。近藤さんは「税のことを考えてもらうきっかけになれたら。大切に使ってほしいです」と笑顔で話しました。

れんらくぶくろを手渡す近藤さん

◇ ハピなびなごや2023年5月12日号西部版 掲載情報